013-135 ウエッジウッドのジャスパーウエアのブローチ
フレームはダイヤモンドの代用品として、18世紀から19世紀にかけて流行したものに、このカットスティールがあります。5面体から15面体にカットされ、その金属的な輝きが人々を魅了しました。
土台となる薄い金属板に開けられた細かな穴を通して小さな鋲でひとつづつセッティングする方法は、見事な作りです。
スティールは、19世紀半ばまでは、宝石や貴金属に匹敵する価値が置かれていましたが、量産されるようになると、品質も人気も落ちてきました。
コンディションのいい状態で残っているものは少なく、
希少価値があります。
炻器(ストーンウエアー)、ジャスパーを代表するペールブルーは彫刻のような精緻なレリーフがとても上品です。
サイズは、縦8.5cm 横7.5cm 厚み0.3cmです。